【現役スタッフが暴露】イベントスタッフがきついからやめとけと言われる7つの理由と対処法

「イベントスタッフのバイトって、きついって聞くけど実際どうなの?」
こんな疑問を持ったことはありませんか?
私は音楽フェスやコンサート、企業イベントなどで5年以上イベントスタッフとして働いてきました。確かに「きつい」と言われる理由はあります。でも、その実態は意外と知られていないんです。
イベントスタッフは、ライブやコンサート、展示会などの裏側を支える重要な仕事です。しかし、華やかなステージの影で、スタッフたちは様々な苦労を抱えています。立ち仕事の辛さ、不規則な勤務時間、人間関係のトラブルなど、「きつい」と言われる理由は複数あります。
イベントスタッフがきついと言われる7つの理由

まずは、イベントスタッフがなぜきついと言われるのか、その理由を詳しく見ていきましょう。
現場で5年以上働いてきた経験から、本当の「きつさ」の正体をお伝えします。これから挑戦しようと考えている方は、心の準備をしておいてください。
1. 長時間の立ち仕事による肉体的疲労
イベントスタッフの仕事は基本的に立ちっぱなし。
コンサートやライブでは、開場から終演まで最低でも5〜6時間は立ち続けることになります。会場の設営や撤去がある場合はさらに長時間になることも。私が経験した中で最長は、朝7時半に集合して夜10時まで、休憩を含めて14時間以上の勤務でした。
「マラソン大会は冬のイベントなため、日陰でずっと立っていなくてはならずとても辛いです」
これは、あるスポーツイベントスタッフの声です。屋外イベントでは天候の影響もモロに受けるため、真夏の炎天下や真冬の極寒の中での立ち仕事は想像以上にきついものです。
2. 不規則な勤務時間とシフト
イベントスタッフの勤務時間は極めて不規則です。
土日祝日や長期休暇に集中することが多く、プライベートの時間が犠牲になりがちです。また、イベント前日の深夜から準備が始まることもあれば、終了後の深夜まで撤収作業が続くこともあります。
私の場合、友人との約束をキャンセルしたことは数え切れません。大型連休はほぼ確実に仕事が入るため、旅行計画も立てられないことが多かったです。
単発バイトとはいえ、人気アーティストのライブなどは競争率が高く、シフトを確保するためには早めの応募が必要です。しかし、確定は直前になることも多く、スケジュール管理が難しいという面もあります。
3. 人間関係のトラブル
イベントスタッフのバイトチーフには人間性に難がある人が多いという声もあります。

Yahoo!知恵袋の回答によると、「イベントスタッフのバイトチーフには人間性に難がある人が多い」という指摘があります。さらに「有名大学(MARCHレベル)に入学したにもかかわらず、イベントスタッフに没頭して就職せずにイベント会社の社員になった人」の例も挙げられています。
私自身も経験がありますが、現場では時間的制約が厳しいため、指示が強圧的になりがちです。特に初めて参加するスタッフへの対応が雑になることも少なくありません。
「現場によりますが、上に立つ立場の人と合わなかったりすると少ししんどいです」
これは、アイドルイベントスタッフの声です。一時的な仕事とはいえ、人間関係のストレスは精神的な負担になります。
4. 重労働と体力的な負担
イベントの設営・撤去作業は、想像以上の重労働です。
特に会場設営では、重いスピーカーや機材、ステージセットなどを運ぶ必要があります。PAと呼ばれる音響機器は特に重く、複数人で運ぶことも珍しくありません。
私が初めて大型フェスの設営に参加したときは、翌日筋肉痛で歩くのもつらかったことを覚えています。力仕事が苦手な人や体力に自信がない人には、正直厳しい環境かもしれません。
「物販スタッフをやったときは、ずっと立ち仕事で休憩もあまりなく、きつく感じました」
物販スタッフも体力勝負です。特に人気アーティストのグッズ販売では、長蛇の列に対応し続ける必要があり、休憩時間も十分に取れないことがあります。
イベント業界の闇と実態
イベントスタッフの仕事は、単なる「きつい」だけではありません。業界特有の構造的な問題も存在します。
知恵袋の回答者は「イベント業界は『メディア業界の闇』の一部」と指摘しています。この業界の実態について、さらに掘り下げてみましょう。

1. 業界構造と低賃金問題
イベント業界は重層的な下請け構造になっていることが多いです。
大手広告代理店や音楽プロダクションが企画し、その下に制作会社、さらにその下に運営会社という階層構造があります。イベントスタッフが所属するのは、この階層の最下層に位置する運営会社であることがほとんどです。
知恵袋の回答では「イベント業界の末端会社」と表現されていますが、まさにその通りで、利益の多くは上層の会社に吸い上げられ、現場スタッフの賃金は決して高くありません。
私の経験では、時給は1,000円前後が一般的でした。拘束時間が長いため日給にすると良く見えますが、時間あたりで考えると決して高くはないのが現実です。
2. キャリアパスの不透明さ
イベントスタッフから正社員への道は険しいものがあります。
知恵袋の回答にもあるように、「マーチレベルの有名大学に入学したのに、イベントスタッフに没頭して、就職もせずにそこのイベント会社の社員になって、両親が激怒した」という例が示すように、この業界でのキャリアパスは一般的な企業とは異なります。
私の周りでも、「好きなアーティストに近づける」「音楽業界で働ける」という理由でイベントスタッフを続け、気づけば30代になっていたという人を何人も見てきました。情熱だけでは将来が保証されない厳しい世界です。
3. 学歴や経歴よりも現場力が重視される文化
イベント業界では、学歴よりも現場での実績や人間関係が重視される傾向があります。
知恵袋の回答にもあるように、「学歴とか気にしてるのは学歴コンプレックス抱えてる人だけ」「普通に大学出てない人とか本当に高学歴な人とかはそんなの気にしない」という意見があります。
実際、現場では「この人は仕事ができるか」だけが評価基準になることが多く、学歴で反論しても逆効果になる可能性が高いです。私自身、一度だけ学歴を口にしたことがありますが、その後の現場での扱いが悪くなった経験があります。
イベントスタッフの種類と仕事内容
イベントスタッフと一口に言っても、実は様々な役割があります。
それぞれの仕事内容や特徴を知ることで、自分に合った働き方を見つけることができるかもしれません。きつさの度合いも役割によって異なります。

1. 会場設営・撤去スタッフ
イベントの縁の下の力持ちとも言える存在です。
主な仕事は、ステージや客席、音響・照明機材などの設置と撤去です。力仕事が中心で、体力的な負担が最も大きい役割と言えるでしょう。一方で、イベントの本番中は比較的自由な時間があることも。
ある日の流れとしては、朝7時半に集合し、10時頃まで設営作業。その後長めの休憩があり、イベント終了後の21時頃から撤去作業が始まり、22時頃に終了というスケジュールが一般的です。
「会場設営・撤去はかなりの力仕事です。メインとして工事現場のおっちゃん(中には怖い人もいます)方達の指示をもらいながら、ひたすらものを運んだりする仕事です」
これは、あるコンサートスタッフの体験談です。確かに現場監督的な立場の人の中には、厳しい口調で指示を出す人もいます。初めての人には特に厳しく感じるかもしれません。
2. 運営スタッフ(案内・誘導)
来場者と最も接する機会が多い役割です。
チケットもぎりや座席案内、会場内での誘導などを担当します。立ち仕事が中心で、お客様対応のスキルが求められます。特に人気アーティストのライブなどでは、熱狂的なファンの対応に苦労することも。
私がこの役割を担当したときは、「写真撮影禁止」の呼びかけや、過度に前に詰めようとするファンの制止など、トラブル対応に追われることもありました。
「コンサート開始前に列を乱さないように注意を促すのはもちろんですが、コンサート中も、会場内に外にでる方がいればそれをサポートしたり、写真撮影している人がいないか注意をこらしたり」
この体験談のように、常に気を配り続ける必要があり、精神的な疲労も大きい役割です。
3. 物販スタッフ
アーティストグッズやイベント関連商品の販売を担当します。
レジ操作や在庫管理、お客様対応などが主な仕事です。特に人気アーティストのグッズ販売では、開場前から長蛇の列ができることも多く、開始直後は息つく暇もないほどの忙しさになります。
「グッズ販売は女性の方がされることが多いので、私はあまり関わったことはないので深くはわかりませんが、かなり大変そうです」
この体験談のように、物販は特に女性スタッフが多い傾向があります。接客スキルと素早いレジ操作が求められる、精神的にも体力的にもきつい役割と言えるでしょう。
4. ケータリングスタッフ
出演者やスタッフの食事提供を担当する裏方の役割です。
食事の準備や配膳、片付けなどが主な仕事です。直接アーティストと接する機会もあり、人気の役割でもあります。ただし、食事時間に合わせた準備が必要なため、時間的制約は厳しいです。
「スタッフやステージ登場の方、アルバイトの方に食事を準備する係りの人です」
この役割は比較的体力的な負担は少ないものの、食品を扱うため衛生管理の責任が重く、精神的な緊張感はあります。
イベントスタッフのきつさを乗り越える対処法
ここまで「きつい」面を中心に紹介してきましたが、対策を知れば十分に乗り越えられるものです。
私自身、5年以上続けてこられたのは、これから紹介する対処法を実践してきたからこそ。これからイベントスタッフに挑戦する方は、ぜひ参考にしてください。

1. 体力的な負担への対策
長時間の立ち仕事に備え、事前の準備が重要です。
まず、履き慣れた動きやすい靴を選ぶことが最優先。クッション性の高いインソールを入れるのもおすすめです。また、着替えやタオル、水分補給用のドリンクなどを必ず持参しましょう。
私の場合、腰痛対策として腰用サポーターを着用していました。また、休憩時間には足を高くして休めることで、むくみを軽減していました。
「休憩が多いとはいえ、ずっと立ってなければならないから足腰が疲れます。一日で一万歩は嫌でも歩くと思います」
この体験談にあるように、体力的な消耗は避けられません。事前のストレッチや、勤務後のケアも忘れずに行いましょう。
2. 人間関係のトラブル対処法
イベント現場での人間関係のトラブルは、適切な対応で回避できることが多いです。
まず、指示には素直に従うことが基本。現場では時間的制約が厳しいため、議論している余裕はありません。疑問点は適切なタイミングで質問し、自分の意見を押し通そうとしないことが重要です。
知恵袋の回答にもあるように、「イベントスタッフの会社の上の人に、現場でパワハラを受けたと詳細を伝え、会社から処分を受けるのが1番いい反撃」という方法もあります。深刻な問題が発生した場合は、派遣会社や運営会社に相談することも検討しましょう。
私自身、初めは現場の雰囲気に馴染めず苦労しましたが、「まずは仕事を覚えること」「自分から積極的に動くこと」を心がけたところ、徐々に信頼を得られるようになりました。
3. メリットを最大化する働き方
イベントスタッフには、きつい面だけでなく魅力的な側面もあります。
例えば、単発バイトなので自分のスケジュールに合わせて働けること。好きなアーティストのライブやコンサートの裏側を見られること。同じ趣味を持つ仲間と出会えることなどです。
「バイト先の雰囲気は、和気あいあいとしています。働いている人は大学生が9割くらいの印象で、音楽好きな人が多いですね。現場で同年代のスタッフと音楽の話をして盛り上がれるのが楽しいです」
この体験談のように、共通の趣味を持つ仲間との出会いは、イベントスタッフの大きな魅力の一つです。
私の場合、好きなアーティストのライブを優先的に選んで応募することで、モチベーションを維持していました。また、繁忙期に集中して働くことで、まとまった収入を得ることもできました。
イベントスタッフの種類による「きつさ」の違い
イベントの種類によって、スタッフの「きつさ」は大きく異なります。
自分に合ったイベントを選ぶことで、より長く続けられる可能性が高まります。それぞれの特徴を知り、自分に合った選択をしましょう。

1. 音楽系イベント(コンサート・フェス)
最もきつい部類に入るのが音楽系イベントです。
特に大型フェスでは、設営・撤去の作業量が膨大で、炎天下や悪天候の中での作業も珍しくありません。また、熱狂的なファンの対応や、深夜までの勤務など、体力的にも精神的にも負担が大きいです。
「真夏のロックフェスの警備を担当しました」
この体験談のように、夏のフェスは特に過酷です。熱中症のリスクも高く、十分な対策が必要です。
一方で、好きなアーティストのライブを間近で見られるという大きなメリットもあります。音楽好きにとっては、苦労を補って余りある魅力があるでしょう。
2. 展示会・学会系イベント
比較的落ち着いた雰囲気で働けるのが、展示会や学会系のイベントです。
知恵袋の回答にもあるように、「音楽系のイベントスタッフ以外にも展示会や学会向けのイベント会社もありますから、登録して実際に勤務すると音楽系との差が明確に出て、良い経験になります」とあります。
私も両方を経験しましたが、展示会は来場者の層が大人のビジネスパーソンが中心で、対応もスムーズなことが多いです。また、勤務時間も比較的規則正しく、深夜に及ぶことは少ないです。
ただし、専門知識が求められることもあり、事前の準備が必要な場合もあります。また、音楽イベントほどの高揚感はないため、淡々とした仕事が苦にならない人に向いています。
3. スポーツイベント
マラソン大会や球技大会などのスポーツイベントも、スタッフ需要が高いジャンルです。
「野球の球場でのイベントのアルバイトで、ピンバッジを販売したり、グラウンドに降りて子どもたちを選手の元へ連れていく仕事を担当しました」
この体験談のように、スポーツイベントでは選手や子どもたちとの交流機会もあり、やりがいを感じられることが多いです。
ただし、屋外での開催が多いため、天候の影響を受けやすいという難点があります。真夏の炎天下や真冬の寒さの中での勤務は、想像以上にきついものです。
イベントスタッフを経験して得られるもの
きつい面ばかりを強調してきましたが、イベントスタッフの経験は様々な形で将来に活きてきます。
私自身、この経験を通じて得たものは計り知れません。最後に、イベントスタッフを経験することで得られるメリットをご紹介します。

1. コミュニケーション能力の向上
イベントスタッフの仕事は、様々な人との関わりの連続です。
来場者への案内や説明、他のスタッフとの連携、上司からの指示の理解など、常にコミュニケーションが求められます。特に緊急時や予期せぬトラブルが発生した際の対応力は、どんな職場でも役立つスキルです。
私の場合、初めは人見知りで声も小さかったのですが、イベントスタッフの経験を通じて、はっきりと伝える力や、状況に応じた対応力が身につきました。就職活動の面接でも、この経験が評価されたと感じています。
2. 臨機応変な対応力
イベント現場では予定通りに進まないことの方が多いです。
そんな状況でも冷静に判断し、臨機応変に対応する力は、イベントスタッフを経験することで自然と身につきます。「想定外の事態にパニックにならない」というメンタル面での成長も大きいです。
私が経験した中で最も印象的だったのは、突然の豪雨でイベントの一部が中止になったときのこと。混乱する来場者への対応や、急きょ変更された撤収スケジュールへの対応など、全てが予定外でしたが、チーム全体で協力して乗り切りました。
この経験は、その後の仕事でも「何があっても何とかなる」という自信につながっています。
3. 人脈の広がり
イベントスタッフを通じて出会う人々は、非常に多様です。
同じ趣味を持つ仲間はもちろん、イベント業界のプロフェッショナル、時には有名人との出会いもあります。こうした出会いが、思わぬ形で将来のキャリアにつながることも少なくありません。
「私がしたことあるのは、2日間の地元のイベント(家電販売イベント)でのキッズスペースで簡単なゲームの説明や景品を渡すなどでしたが楽でしたよ」
この体験談のように、イベントの種類や役割によっては、比較的楽しみながら働ける環境もあります。様々なイベントを経験することで、自分に合った働き方を見つけられるでしょう。
まとめ:イベントスタッフは「きつい」けれど価値ある経験
イベントスタッフの仕事は確かに「きつい」面があります。長時間の立ち仕事、不規則な勤務時間、人間関係のトラブル、重労働など、体力的にも精神的にも負担が大きいことは事実です。
しかし、適切な対策と心構えがあれば、十分に乗り越えられるものです。また、コミュニケーション能力や臨機応変な対応力、人脈の広がりなど、得られるものも大きいです。
あなたはどう思いますか?
イベントスタッフを経験してみたいと思いますか?それとも、やはり「きつそう」と感じますか?
最後に一つだけアドバイスするなら、「試しに一度経験してみる」ことをおすすめします。百聞は一見に如かず。自分に合うかどうかは、実際に経験してみないとわからないものです。
イベントスタッフの世界は、きついけれど、それ以上に得られるものが大きい、価値ある経験の場なのです。
▶︎こちらもおすすめ
【現役スタッフが暴露】イベントスタッフがきついからやめとけと言われる7つの理由と対処法